1 : 親指手前の糸 |
2 : 親指向こうの糸 |
3 : 人差指手前の糸 |
4 : 人差指向こうの糸 |
5 : 小指手前の糸 |
6 : 小指向こうの糸 |
1+2 : 親指の輪 |
3+4 : 人差指の輪 |
5+6 : 小指の輪 |
↓ : 左親指向こう側から右人差指手前側に走る糸 〕 |
そのまま右手を上に、左手を下にして、あやとりパターンを縦にする。中指を軸として交互に両手の親指を近づけたり小指を近づける動きをくり返す。それにより親指手前の糸と小指向こうの糸の交差が左右へ行ったりきたりする。
これが、牛の首に掛けられた「カウベル」。交差している2本の糸が「鐘」の舌を表している [07]。
南ドイツのアルプス地方では、豊かな牧草地に牛が放し飼いされています。「カウベル」は、飼い主が自分の牛を見分ける目印となります。
作り方のコツ: 11 で作られた結び目を一つずつ、手を用いて、少し固めに締め上げたり、(顔や耳に当たる) 糸の配分や形や向きを整えると、より牛らしくなります。また、きれいな形のクローバーになります。
クローバー (シロツメクサ) はヨーロッパ原産のマメ科の多年草。日本へは明治時代に飼料としてもたらされ、そのまま野生化して、「三つ葉、四つ葉のクローバー」としてよく知られる草花となりました。