☆☆老婆を食べる熊


老婆を食べる熊
ユピク(Yup'ik)のあやとりです。
アラスカ西部の先住民ユピクの D. Nicolai 氏が伝承しています。[141-9]
できあがりは「うさぎ」「雷鳥とうさぎ」と同じです
  1. 山の上で眠る老婆」を取る。
    1. イヌイットの構えC。
      1. 親指と人差指に糸をかける。
      2. 小指の背で下から親指手前の糸を取り、人差指向こうの糸を腹で押さえる。
    2. 左掌を向こうに、右掌を手前に向ける。
    3. 右人差指を左手の手前に持ってきて、左親指人差指間の糸の向こうに下から入れる。
    4. 左親指(右手の向こうにある)を、右親指人差指間の糸の手前に下から入れる。
    5. 左右に手を開く。
    6. 左親指下の糸(人差指にかかる糸)、右人差指下の糸(親指にかかる糸)を外す。
    7. イヌイットの終了処理。
      1. 親指で人差指手前の糸を取り、ナバホ取りする。
      2. 人差指の糸を外す。
  2. 左小指の糸を外し、左親指向こうの糸を掴む。
Bear that Ate the Old Woman (Taqukaam nerkii Arnasagaq)Yup'ik String Figures p.218[141-9]