☆☆カヌー Ⅱ


カヌーⅡ
オーストラリア(アボリジニ)のあやとりです。
D. S. Davidson 氏がメルヴィル島で採集しました。[62]
できあがりはバヌアツの「カヌー」と同じです。取り方も似ています。
  1. ナバホの構え。
    1. 右の糸が上になるように小さい輪を作る。手前に大きな輪が垂れている。
    2. 人差指を向こうから小さな輪の中に入れ、親指を大きな輪へ入れ、指を向こうから上へ向け、糸を左右に引く。
  2. 右親指で人差指向こうの糸を上から取る。
  3. 左親指で人差指向こうの糸を人差指手前の糸の下から取る。
  4. 小指で人差指手前の糸を取り、人差指の糸を外す。
  5. 人差指で親指向こうの糸を取る。(原著ではカロリン展開)
  6. 親指でナバホ取りする。(親指手前の水平の糸を外す)
  7. 小指で掌の糸にかかる水平の糸を押さえ、中指と薬指で掌の糸にかかる2本の糸を押さえる。
CanoeAboriginal Australian String Figures p.860[62]