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☆☆☆☆
ハイク
ハワイのあやとりです。
J. S. Emerson 氏が1899年に採集しました。
[35]
この鳥のようなあやとりは、非常に象徴的な愛の物語を表現しています。手を優しく上下に揺らして歌を歌います。 歌は次のような内容です。
[42]
恋人はハイクに行った。 アウィリの上から少女が恋人に手招きしている。 恋人たちはお互いの目を見つめる。 彼の過ぎ去る愛、ウナギのように感情がよじれる。 彼はハカラウの崖を浜辺へ下っていく。 束ねた服を水に浮かべる。 崖から降り注ぐ雨で、鳥の羽が濡れて冷えている。
ハイク(Haiku)はマウイ島にある地名、ハカラウ(Hakalau)はハワイ島にある地名です。 アウィリ(Awili/Awilipua)は「絡み合った花」という意味のようです。
親指と人差指に糸をかける。
中指薬指小指で人差指向こうの糸と親指手前の糸を掴む。
左人差指で右親指と右人差指の間の糸を上から引っかけて左に引き、右親指で左親指と左人差指の間の糸を上から引っかけて右に引く。(元の左人差指と右親指の糸は滑り落ちる)
左人差指を手前から上に、右親指を向こうから上にそれぞれ向ける。
左親指の糸を外す。
左親指で左中指手前から人差指の糸にかかる斜めの糸を取る。
左人差指を向こうから下に向け、左中指手前の糸を引っかけて、左人差指の輪の中を通して取る。(元の左人差指の糸は滑り落ちる)
左親指の糸を外す。
左親指で左人差指手前の糸にかかる輪の手前の糸を取る。
右人差指を向こうから下に向け、右中指手前の糸を掌に押さえる。
右中指薬指小指を放し、右小指で右人差指で押さえている糸を押さえ、右人差指を放す。
左中指を放し、左人差指手前の糸を親指向こうの糸の下で掌に押さえる。
左薬指小指を放し、左小指で左中指で押さえている糸を押さえ、左中指を放す。
左中指を下から左人差指の輪の中に入れ、左親指向こうの糸を掌に押さえる。
右中指を下から右親指の輪の中に入れ、右親指手前の糸を掌に押さえる。
左人差指で左親指手前の糸を上から向こうへひねって取る。(元の左人差指の糸は滑り落ちる)
右人差指を下から右親指の輪の中に入れ、右小指手前の糸を上から手前へひねって取る。
親指と中指を放し、展開する。
Unceremonious Love (Hele i ka Aloha Aiku)
Hawaiian String Games
—
J. S. Emerson
1924
p.16
[35]
Haiku B
String Figures from Hawaii
—
L. A. Dickey
1928
p.127
[42]
Sep 7, 2023 © ISHINO Keiichiro – k16@chiba.email.ne.jp