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☆☆☆
サガリバナ
ソロモン諸島のあやとりです。
R. Firth 氏が採集しました。
[92]
サガリバナは、インド、東南アジア、南西諸島などに自生しています。夏の夜に開花して甘い芳香を放ちます。花は一夜限りの短命で朝には散ってしまいますが、散った花が川面を漂う姿はたいへん幻想的です。 このあやとりは、サガリバナの実を表しています。
できあがりは「
砂時計・2つのUFO
」と同じです。
始めの構え。
右人差指で左掌の糸を下から取り、向こうへ1回転ひねる。
左人差指で右掌の糸を右親指の近くで取る。
親指腹で人差指手前の糸を押さえる。
人差指で親指手前の糸を上からひねって取る。このとき人差指の元の糸は外れる。(親指はそのまま)
親指で小指向こうの糸を取り、輪の中から親指を元の位置に戻す。
小指を向こうから下に向ける。
小指の背で図形中央の水平に走る糸を取る。
親指の糸をそっと外す。
人差指の糸を親指に移す。
人差指の背で図形中央の水平に走る糸を持ち上げる。
Vutu (Barringtonia nut)
Solomon Islands String Figures
—
H. C. Maude
1978
p.108
[92]
サガリバナ
国際あやとり協会 Web
—
ISFA
[140]
Jun 16, 2013 © ISHINO Keiichiro – k16@chiba.email.ne.jp