☆☆☆アラ ピキピキ ア タワキ


アラ ピキピキ ア タワキ
ニュージーランド(マオリ)のあやとりです。
J. C. Andersen氏が採集しました。[45]
のふたりで取りますが、ほとんどの操作は が行ないます。長い糸が適しています。 次は 16.Rūaumoko を取っている場面です。
[45]
photo from [45]
目の不自由な老人から歌が採集されています。これは、タワキ(Tāwhaki)が最初の天へと昇る際に歌われたもので、ポウは彼が大地を打つ音だそうです。
Piki ake Tāwhaki ki te rangi tuatahi,昇れ、タワキよ、第一の天へ
Piki ake Tāwhaki ki te rangi tuarua,昇れ、タワキよ、第二の天へ
E rongo te maha mai ra,群衆にその声が届くように
Kia pikitia ki te rangi tuatoru;そして第三の天に昇ろう
Kīhei mau, kīhei i eketia ka turupou kē ki raro ― Pou!だが、そこには届かず、彼は落ちた ― ポウ!
原著は の位置関係が不明瞭で取りにくいのでアレンジしてあります。ここでは が右、 が左になりますが、原著では逆です。
  1. 人差指の構え
  2. :親指を人差指の糸の下を通し、上から小指の輪の中に入れ、小指向こうの糸を取る。
  3. :小指で親指向こうの糸を取り、親指の糸を外す。
  4. :親指で小指手前上の糸を取る。
  5. :左人差指を掌の糸を越えて左人差指の輪の中に入れ、左人差指手前の糸を取る。
  6. :右人差指で右小指向こう上の糸を上から手前へひねって取る。
  7. :人差指でナバホ取りする。
  8. :左手で左人差指向こうの糸を、右手で左親指手前の糸を掴む。
  9. :左手の糸を外す。
  10. :左手で右親指手前の糸を掴み、右手の糸をそっと外して、右手で元の右人差指向こうの糸を掴む。
  11. 右手左手が上になるようにパタンを広げて、中央上部に縦の輪ができるように形を整える。— Ara pikipiki a Tāwhaki
    「タワキ(Tāwhaki)の昇る道筋」というような意味のようです。
  12. コロコロ オ キウィ
    :中央上部の縦の輪の中に、右手の糸を通して右手で掴み直して広げる。— Korokoro o Kiwi
  13. タココ
    :右手をそっと放し、右の縦の糸にかかる2つの輪の間の糸を掴んで広げる。— Tākoko
  14. ホエ ア クペ
    :右手をそっと放し、上の糸にかかる縦の輪の左側を掴んで、右下に三角ができるように広げる。— Hoe a Kupe
    「クペ(Kupe)のパドル」という意味です。右下の三角がホワンガヌイ川(Whanganui River)で使われているパドルによく似ています。
  15. ツルツル ア マウイ
    :下の糸にかかる2本の輪のうち、上の糸から来る輪に左手の糸を通して左手で掴み直して広げる。— Turuturu a Māui
  16. ルアウモコ
    :右手の糸を右の糸にかかる輪の下を通して掴み直して広げる。— Rūaumoko
    「地震を起こすル(Rū)」という意味です。中心のY字型が地震の神ルです。その部分を指で挟んで上下に動かすと、ルが大地を揺り動かす様子が表現されます。
  17. テ クメクメ
    :右手の糸をそっと放し、上の糸の中央を掴んで広げる。— Te kumekume
  18. :左手をそっと放し、左手で右手の糸を掴む。
  19. :右手をそっと放し、元の左手の糸を掴んで広げる。— Te Ara pikipiki a Tāwhaki
    下の水平の輪がタワキを表しています。彼がさらに高く昇ったとき、第一の天に達して衣服を脱ぎ捨てました。その後、彼は落下しましたが、その赤い目、あるいは彼の血は、ラタの花となって地上に現れました。
Ara pikipiki a TāwhakiMāori String Figures p.129[45]
アラ・ピィキピィキ・ア・タワキ図形あそびの世界 p.152[117]