デバンアティア

ナウルのあやとりです。

H. C. Maude 氏が採集しました。酋󠄁長ガウヌブウェ（Gaunubwe）の孫にちなんで名付けられました。デバンアティア（Deban Atia）は、元々は何年も前にナウルに持ち込まれた有名な雄鶏の名前だそうです。 [86]

「イツイヨとアライマン」の1～7を取る。
1. ナウルの構え２。
  1. 人差指の構え。
  2. 薬指で人差指向こうの糸を取る。
  3. 右中指で左中指腹の糸を取る。
  4. 左中指で右中指腹の糸を右中指の輪の間から取る。
2. 親指で上から人差向こうの糸と薬指向こうの糸を取る。
3. 人差指で親指向こうの糸を取り、親指の糸を外す。
4. 親指を上から人差指下の輪の中に入れ、中指の輪の下を通し、薬指の輪の中に上から入れ、小指向こうの糸を取り、小指の糸を外す。
5. 小指で人差指手前上の糸を取り、人差指上の糸を外す。
6. 人差指薬指の糸を外す。
7. 中指手前の糸をつまんで外し、手前を向こうにして人差指にかける。
人差指の輪を向こうへ１回転ひねる。
エオンガツバボ。
1. ティコピア織り２。
  1. 親指腹で人差指手前の糸を押さえる。
  2. 人差指を上から小指の輪の中に入れ、人差指の輪の中から親指手前の糸を上から向こうへひねって取る。
  3. 親指で小指向こうの糸を取り、小指の糸を外す。
  4. 小指で上から人差指手前上の糸を取り、その糸を人差指から外す。
2. 人差指の糸を外す。
3. 人差指で親指手前の糸を取り、親指の糸を外す。
4. 親指で下から小指手前の糸と人差指手前の糸を取り、人差指の糸を外す。
5. カロリン展開。
  1. 人差指で親指向こうの糸を取り、親指でその人差指で取った糸を人差指に押し付けながら掌を向こうへ向けて展開する。

Deban Atia	The String Figures of Nauru Island — H. C. Maude 1971 p.100	[86]
Deban Atia	The String Figures of Nauru Island — H. C. Maude, ISFA 2001 p.116	[127]
Garcia 4 - Deban Atia	The Reconstruction of Unsolved Nauruan String Figures — J. D'Antoni (BISFA 2) 1995 p.65	[143-2]

☆☆☆☆デバン アティア

☆☆☆☆デバンアティア