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☆☆☆☆☆
ナウルの
王
ナウルのあやとりです。
取り方が不明なあやとりでしたが、J. D'Antoni 氏により復元されました。
[109]
ナウルの構え1。
人差指の構え。
人差指の糸を中指に移す。(中指の構えと同じ)
親指の糸を人差指に移す。
左親指背で上から右人差手前の糸を取る。
右親指で左親指手前の糸を根元で取る。
中指の糸を小指に移す。
中指で小指向こう上の糸を取り、小指上の糸を外す。
小指の糸を人差指に移す。
小指で人差指手前上の糸を取り、人差指上の糸を外す。
中指の糸を小指に移す。
右親指と右人差指を上から人差指の輪の中に入れ、小指手前下の水平の糸をつまみ取り、時計回りに半回転ひねる。
左右の小指で向こうからつまんでいる糸を取る。
小指下の2本の糸をナバホ取りする。
— 小指の糸に二重の太陽ができる
手首側を下にして、指から糸をすべて外して床に置く。
右上の糸をつまみ、反時計回りに1回転ひねって輪を作る。
輪の右側を右手で持ち、輪の左側を図形中央上部の二重の太陽の手前左右の4本の輪の中をくぐらせて左まで持っていく。
輪の左右を引いて、もとあった2つの輪を縮退させる。
図形中央下部に、尾のような輪ができる。(右図)
その輪を広げ、親指の糸の上に置く。
その輪の中から親指の糸を引き出す。
すべての糸を親指人差指小指に戻す。
左人差指手前の糸を反時計回りにひねり、左親指にかけ、左親指で
逆ナバホ取り
する。
右人差指手前の糸を時計回りにひねり、右親指にかけ、右親指で
逆ナバホ取り
する。
人差指の輪を向こうへ1回転ひねる。
小さいアムワンギヨ。
親指を上から人差指の輪の中に入れ、小指手前の糸を取る。
小指を下から人差指の輪の中に入れ、親指向こうの糸を取る。
人差指の糸を外す。
人差指を上から小指の2本の輪の中に入れ、小指向こうから中央へ走る糸を背で押し上げ、小指から小指に走る糸を腹でひねって取る。
小指の糸を外す。
人差指の糸を小指に移す。
親指で
二重ナバホ取り
する。
人差指で親指向こうの糸を取り、親指の糸を外す。
親指で下から小指手前の糸と人差指手前の糸を取り、人差指の糸を外す。
カロリン展開。
人差指で親指向こうの糸を取り、親指でその人差指で取った糸を人差指に押し付けながら掌を向こうへ向けて展開する。
パタンを上下ひっくり返して、冠部分を口でくわえて引き出す。
Uea
The String Figures of Nauru Island —
H. C. Maude
1971
p.150
[62]
Uea
The String Figures of Nauru Island —
H. C. Maude & ISFA
2001
p.180
[80]
Garcia 10 - Uea
The Reconstruction of Unsolved Nauruan String Figures
—
J. D'Antoni (BISFA 2)
1995
p.72
[109]
Apr 30, 2013 © ISHINO Keiichiro – k16@chiba.email.ne.jp