☆☆カランチョ


カランチョ
アルゼンチンのあやとりです。
S. Rydén 氏がトバ族(Toba)から「おうむ」として採集しましたが、取り方は示されていません。[56]
J. Braunstein 氏がマカ族(Maká)から、O. Sturzenegger 氏がニバクレ族(Nivaklé)から採集しました。 [116][129]
カランチョ(carancho)はハヤブサ科の鳥です。
6までは「ヴァルヴ」とよく似ていますが、糸のかかり方が異なります。
  1. 始めの構え。
  2. 右親指で左掌の糸を取り、左親指で右掌の糸を取る。
  3. 人差指で小指向こうの糸を取り、小指の糸を外す。
  4. 小指を下から親指の輪の中に入れ、人差指手前の糸を掌に押さえる。(原著は小指ではなくて薬指)
  5. 中指を人差指の輪の中に入れ、親指手前の水平の糸を人差指と中指でつまんで上から向こうへひねって取る。
  6. 親指の糸を外す。
  7. 人差指の糸を親指に移す。
  8. 右人差指を菱形の中に入れ、菱形の右上の2本の糸を取り、右親指手前の糸を上から向こうへひねって取る。
  9. 右親指の糸を外す。
A parrotSouth American String Figures p.37[56]
kanana'k (carancho)Figuras y Juegos de Hilos de los Indios Maká p.38[116]
kanana'k (carancho)Juegos y Lenguajes de Hilo en el Gran Chaco — p.59[129]