ドギダ

ナウルのあやとりです。

ドギダ（Dogida）はドイツ人の医者です。帰国のための離岸の準備でボートに立っている彼の姿を表しています。[81]

ナウルの構え２。
1. 人差指の構え。
2. 薬指で人差指向こうの糸を取る。
3. 右中指で左中指腹の糸を取る。
4. 左中指で右中指腹の糸を右中指の輪の間から取る。
親指腹で人差指の２本の糸を押さえる。
人差指を中指の輪の下から、薬指の輪に下から入れ、中指の２本の糸と薬指手前の糸を取る。
親指は押さえたままで、人差指を上から親指の輪の中に入れ、人差指で親指手前の糸を取る。
親指の糸を外す。
親指を一番下から人差指の輪の中に入れ、親指を人差指の一番上の向こうの糸の向こうに出し、人差指と親指でその糸をつまみ、人差指の輪を向こうから下へと回し、人差指の輪の中をくぐらせて取り出す。
親指で上から人差指向こうの糸を取る。
人差指の糸を外す。
小指の輪を向こうへ１回転ひねる。
右手で、左薬指の間から左中指向こうの糸をつまみ、時計回りに半回転ひねって左小指にかける。
左小指で逆ナバホ取りする。
左手で、右薬指の間から右中指向こうの糸をつまみ、反時計回りに半回転ひねって右小指にかける。
右小指で逆ナバホ取りする。
中指の糸を人差指に移し、人差指の輪を向こうへ１回転ひねる。
薬指の糸を外す。
小さいアムワンギヨ。
1. 親指を上から人差指の輪の中に入れ、小指手前の糸を取る。
2. 小指を下から人差指の輪の中に入れ、親指向こうの糸を取る。
3. 人差指の糸を外す。
4. 人差指を上から小指の２本の輪の中に入れ、小指向こうから中央へ走る糸を背で押し上げ、小指から小指に走る糸を腹でひねって取る。
5. 小指の糸を外す。
6. 人差指の糸を小指に移す。
7. 親指で二重ナバホ取りする。
8. 人差指で親指手前の糸を取り、親指の糸を外す。
9. 親指で下から小指手前の糸と人差指手前の糸を取り、人差指の糸を外す。
10. カロリン展開。
  1. 人差指で親指向こうの糸を取り、親指でその人差指で取った糸を人差指に押し付けながら掌を向こうへ向けて展開する。

Dogida (Doctor)	The String Figures of Nauru Island — H. C. Maude 1971 p.134	[81]
ドギダ	あやとり（大陸） — 野口広 1980 p.148	[97]
Dogida (doctor)	The String Figures of Nauru Island — H. C. Maude & ISFA 2001 p.146	[118]

☆☆☆☆☆ドギダ