P. Raymund 氏がパラオで採集しました。
パラオでは人間には肉体と魂があると信じられており、生きているときの魂はレング(reng)と呼ばれ、死んで肉体から離れた魂はデレプ(delép)と呼ばれます。デレプはパラオ中をうろうろしています。悪い魂は生きている人々を怖がらせます。良い魂は南の島ンガウル(Ngeóur)に行くかも知れません。そこで魂は元気に生きられますが、やがては死んでエイデデレプ(eidedelép)になります。このあやとりは、その死んだ魂の魂エイデデレプを表しています。しかし、エイデデレプを見た人はいないので、この形は想像です。
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