L. A. Dickey氏が採集しました
[44]。
17のところで次の歌を歌います。
| Ka'uiki, Ka'uiki, ka mauna, ka opa'ipa'i, | カウイキ、カウイキ、震える山 |
| E kala i ka hina, Ka'uiki. | 緩んで傾くまで、カウイキ |
カウイキ(Kauiki)は、ハナ(Hana)港の左入口にある歴史と伝説で有名な崖です。嵐の波に打たれると、崖の麓の洞窟に住むウナギのラウメケ(Laumeke)に揺さぶられるため、震えると言われています。
18のところで次の歌を歌います。
| O Honuaula, O Kuawalu! | おぉホヌアウラ、おぉクアワル |
| O ke alai a Kaupo! | おぉ楽しみの邪魔者 |
| Pale Kaupo! | 楽しみの妨げ |
| Ku mai la o Lonomuku. | ロノムクが立ち上がった |
| O Lonomuku kai luna kai lalo! | おぉロノムク、上は空、下は海 |
| Kai ke ka'e ka ma'i o ka wahine ohe la ohe la! | 女の体が昇って行く、昇って行く |
| Apa, apa, a hewa ana makou. | 私たちは大きな悪事を働いた |
| He iwi no kakou a mea la ohe la. | 昇って行く私たちの骨 |
これは、妻ロノムク(Lonomuku)が月へ旅立ったため、妻を失った夫の嘆きのようです。上の輪で表されているホヌアウラ(Honuaula)とクアワル(Kuawalu)は、カウイキの麓近くにある寺院で、ここでは夫と妻を象徴しています。ハワイの同様のあやとりで一般的に見られるように、輪が離れていることは、崩壊した家族を表しています。
19のところで次の歌を歌います。
| Ke iia mai nci "E hele ka wai o Honuaula. | 誰かが言った「ホヌアウラの水を求めて |
| Honuaula a ka huewai | 水ヒョウタンの赤い土地 |
| Wai nuku polo ula." | 口は赤いタパで縛られている」 |
[108]で示されている取り方はこのあやとりの17までですが、添付されている歌は18のものです。「
不具のロノ」というあやとりは別にあります。