☆☆ワイルア


ワイルア
ハワイのあやとりです。
L. A. Dickey 氏が採集しました。[44]
カウアイ島のワイルア(Wailua)は、歴史と伝説の上で有名な地区です。カウアイ島の伝承によると、ここはハワイ人が最初に上陸し、最初のヘイアウ(heiau)が建てられ、最初の神聖な太鼓が打たれた場所です。多くのヘイアウがここにあります。ワイルア川と支流の間には、かつては酋󠄁長に捧げられたワイルア ヌイ(Wailua Nui)と呼ばれる土地の丘があります。その麓には酋󠄁長が生まれた岩があり、ここで生まれなければ酋󠄁長として認められませんでした。ここはカウアイ島最後の王、カウマウアリイ(Kaumualii)の生誕地です。
Wailua nui lanaiワイルア ヌイの丘
E ku i ka maka o Uluena.ウルエナの目の前に聳える
Huluena Ia o ka Manuenaフルエナとマヌエナ
0 Makakii ka waena.そしてその間のマカキイ
ウルエナはヘイアウでした。フルエナとマヌエナの場所は、人差指の糸の周りの輪で表されています。フルエナは右側、マヌエナは左側です。その間の輪で表されるマカキイは酋󠄁長が生まれた場所でした。
ヌヌウ(Nounou)とアホアカ(Aahoaka)はワイルアの2つの丘で、その間にワイルア ヌイがあり、ワイルア川が流れています。 6では、親指の糸にかかる2つの輪が丘を表し、親指手前の水平の糸は、ワイルア ヌイに登り、そこからワイアレアレ(Waialeale)山の頂上とカーネ神に至るカーネの山道を表しています。
ヘイアウとは、ハワイ人の聖域で、さまざまな宗教儀式が行なわれました。 ワイルア ヌイとは、偉大なワイルアという意味です。
  1. カウイキ」の1~7を2の回転を省いて取る。
    1. ハワイの構えB。
      1. 左親指、右親指と右人差指に糸をかける。
      2. 左人差指で右親指から右人差指への糸を上から向こうへひねって取る。
    2. 右人差指の輪を向こうへ1回転ひねる。
    3. 小指を下から人差指の輪の中に入れ、人差指手前の糸を掌に押さえる。
    4. 親指で人差指手前の糸を取る。
    5. 中指で両手の間のすべての糸を掌に押さえる。
    6. 右親指で左親指と左人差指にかかる糸を掌側から取り、左親指のその糸を外す。
    7. 左親指で今取った糸を越えて、右親指と左人差指にかかる糸を掌側から取り、右親指のその糸を外す。
  2. 親指で人差指手前の糸を取る。
  3. 中指を放し、人差指の糸を外す。
  4. 人差指を上から親指の輪の中に入れ、親指手前下の水平の糸を上から向こうへひねって取る。(中指とでつまんで糸を保持するとよい)
  5. 親指の糸を外す。— ワイルア

このあやとりには続きがあります。

  1. 親指を人差指の糸にかかる輪の下に入れ、人差指の糸を外す。— ヌヌウとアホアカ
  2. 親指手前の糸にかかる2つの輪を中央に寄せてパタンを菱形にする。— マケナの泉
WailuaString Figures from Hawaii p.56[44]