☆☆生きている象


生きている象
ジンバブエのあやとりです。
H. Tracey 氏が南ローデシア(現ジンバブエ)で採集しました。 藪の中を歩いていた象がハンターと出会ったときの様子を表しています。物語は「死んだ象」へ続きます。 [51]
  1. 始めの構え。
  2. 右手で左親指手前の糸を手前から取り、糸を手首にかける。
  3. 左手で右親指手前の糸を手前から取り、糸を手首にかける。
  4. 2~3をもう一度行なう。
  5. 人差指で掌の糸を取り合う。
  6. 手首上の糸を外す。
  7. 小指向こうの糸を中指で押し下げ、すべての糸の下から小指向こうの糸を口でくわえる。
  8. 人差指でくわえた左右の糸をそれぞれ取り、くわえた糸を放す。
  9. 人差指でナバホ取りする。
  10. 小指の糸を外し、人差指を向こうから下に向けて展開する。— 象が現れる(親指の糸が象の鼻と尾)
  11. 親指の糸を外して人差指を元の位置に戻す。— ハンターに出会った象が怒って耳をパタパタさせる
  12. 人差指手前の糸を中央で口にくわえ、人差指の糸を外す。— ハンターが銃を発砲し、舞い上がった大きな塵の雲の中に象が見えなくなる
Zhou (Elephant in Two Figures (Alive and Dead))String Figures (Madandi) found in Southern Rhodesia — p.86[51]
A Live ElephantString Figure Magazine Vol.8, Dec p.11[115]