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男
ナバホ族(Navajo)のあやとりです。
C. F. Jayne 氏が1904年のセントルイス万博でナバホ族のふたりの少女から採集しました。[8]
脚を広げて立つ男」はこのあやとりの簡略版のようです。W. Wirt 氏の採集時には、このあやとりを作る人には出会えなかったそうです。 [135-7]
  1. 人差指の構え。
  2. 人差指で人差指手前の糸を手前からひねって取る。
  3. 右人差指で左人差指に絡んだ輪を取る。
  4. 左人差指で右人差指に絡んだ輪を右人差指上の輪の中から取る。(人差指の糸の上下に注意)
  5. 珊瑚」の2~4を取る。
    1. 親指以外の指を親指の輪の中に上から入れ、親指手前の糸を取り親指の糸を外す。(返し取り)
    2. 親指で人差指手前下の糸(甲の糸)を取る。
    3. 親指を手前からすべての糸の下を通し、小指の輪の中に下から入れ、小指向こうの糸を上から手前にひねって取る。
  6. 親指で人差指手前上の2本の糸を取る。
  7. 中指で親指向こうの糸を取る。
  8. 親指人差指小指の糸を外す。
A ManString Figures p.184[8]
あやとり 続 p.144[86]
A ManString Games of the Navajo : 1999-​2000 — p.162[135-7]