おうむの巣

ガーナのあやとりです。

C. L. T. Griffith 氏が英領ゴールドコースト（現ガーナ）で採集しました。[38]

9では、どちらの輪をどちらに折るかに注意してください。誤った方に折ると「豹の皮」のような結果になります。

糸を二重の輪にし、左人差指と左中指で輪（４本の糸）の上の方を挟む。
「羽蟻・藪の中の鳥」の7～9を取る。
1. 挟んでいる２つの輪のうち、一方の輪を手前に折って左親指と左人差指で挟み、他方の輪を向こうに折って左中指と左薬指で挟む。
2. 右人差指で左人差指の指先側の背の糸を、右中指で左中指の指先側の背の糸をそれぞれ取り、それらを左手から外す。
3. 手を元の位置に戻す。（左人差指と左中指の糸が外れないように）
親指で上から中指向こうの糸を取る。
人差指の輪を外し、掌の糸の下を通して人差指にかけ直す。
親指の糸を外す。
3～5をもう一度行なう。
「羽蟻・藪の中の鳥」の11以降を取る。（「羽蟻・藪の中の鳥」の中央の交差がないパタン）
1. 親指で上から人差指向こうの糸と中指手前の糸を取る。
2. 中指で中指向こうの糸を向こうから手前へひねって取る。
3. 親指腹で人差指手前の糸を押さえ、掌を向こうに向けて展開する。
「豹の皮」の2～4を取る。
1. 図形中央の交差を口でくわえて引き出す。
2. 親指の糸を外し、中指の絡みをほどく。
3. 左人差指と左中指で、くわえた輪（４本の糸）を挟んでくわえた糸を放し、左人差指と左中指の背に２つの小さい輪を作る。
挟んでいる２つの輪のうち、右中指手前からの輪を手前に折って左親指と左人差指で挟み、右人差指向こうからの輪を向こうに折って左中指と左薬指で挟む。（「豹の皮」と折る輪が異なる）
「豹の皮」の6以降を取る。
1. 左人差指と左中指の背の３本の糸のうち、中央の糸を少し持ち上げる。
2. 右人差指で左人差指の持ち上げた背の糸を、右中指で左中指の持ち上げた背の糸をそれぞれ取り、それらを左手から外す。
3. 手を元の位置に戻す。（左人差指と左中指の糸が外れないように）
4. 親指を上から人差指の輪の中に入れ、人差指向こうと中指手前の４本の糸を取る。
5. 中指で中指向こうの２本の糸を向こうから手前へひねって取る。
6. 親指腹で人差指手前の２本の糸を押さえ、掌を向こうに向けて展開する。

☆☆☆☆おうむの巣