W. Wirt 氏が採集しました。
このあやとりは「天の川」とも呼ばれます。
天の川はナバホ族にとって重要な星座であり、砂絵では2本のジグザグ線が繰り返し交差し、菱形の列を成します。
下図は夜空を描いた砂絵の一部です。上の長方形は空、その下の三角は夜空を移動する雲を表します。
空の左端に天の川が描かれています。雲の中に描かれているのは聖人です。
また、神話では、コヨーテが最初の男と最初の女から灰パン(灰の中で焼かれたトウモロコシのパン)を盗んで逃げたときの灰の跡が天の川を形成しました。
「
テントの幕・ラグ」もこの物語に関係しているようです。
[141-7]
![[141-7]](illust/Wirt/Sandpainting-NightSky.png) |
illustration from [141-7] |