☆☆タマレレチのカヌー


タマレレチのカヌー
ニュージーランド(マオリ)のあやとりです。
J. C. Andersen氏がニュージーランド北島東部ギズボーン(Gisborne)のマオリの人たちから採集しました。[45]
タマレレチ(Tama Rereti)は、空にたくさんの星をばらまいたとされる伝説の戦士です。
タマレレチはカヌーで大きな湖に漁に出ていた。気が付くと湖の北端に来ていた。家に帰るまでには日が暮れてしまう。夕暮れ後には怪物タニホァ(Taniwha)がやってきて彼を食べてしまうだろう。彼はカヌーに光り輝く石や小石をたくさん積み込み、湖へと漕ぎ出した。彼は「湖を渡って帰る代わりに、空から大河へと漕ぎ出そう」と考え、光り輝く石や小石を撒き散らし始めた。カヌーの航路は天の川となり、石や小石は星々となった。天空の父ランギヌイ(Ranginui)は、夜空の新しい姿に喜んだ。
タマレレチのカヌー(Te Waka O Tamarereti)は、11月のニュージーランドで、日没直後にだけ見ることのできる星群です。地平線が天の川と一直線に並び、まるで地球が銀河に浮かぶかのようです。地平線上に見える明るい星々が、タマレレチのカヌーを形成しています。さそり座、ケンタウルス座、南十字座、りゅうこつ座、ほ座、エリダヌス座、きょしちょう座、かじき座、おおいぬ座、オリオン座、おうし座にわたる星々です。
  1. 始めの構え
  2. 右小指で左掌の糸を取る。
  3. 左小指で右小指の輪の中から右掌の糸を取る。
  4. 小指向こう下の水平の糸を、すべての糸の下から口にくわえる。(中指などで糸を押し下げてやるとよい)
  5. 人差指でそれぞれの側のくわえている糸を口の近くで取り、口の糸を放す。
  6. 人差指手前の糸と親指手前の糸の間から、中央で交差する2本の糸を口にくわえる。
  7. 人差指の糸を外す。
  8. 人差指を向こうからすべての糸の下に回し、口の左右の2本の糸の間から、小指向こう下からくわえている糸にかかる糸を、人差指腹で引っかけて向こうへ回して取る。
  9. 口の糸を放す。
Waka a Tama-rereti (Canoe of Tama-rereti)Māori String Figures p.28[45]
Te Wa e a Tia (The Complete Canoe)String-Figures from the Gilbert Islands p.131[77]
Haveke Tiraga (Upright Canoe)String Figures of the Tuamotus p.28[106]
タマのカヌー・太平洋・冥界図形あそびの世界 p.134[117]
Te liu wuwuli ki lunga (The inside turned up)String Figures from Pukapuka p.32[127]
タマ・レレチのカヌーあやとり p.28[143]