L. A. Dickey氏が採集しました。
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ニイハウ島の酋󠄁長でクハイモナ王(Kuhaimona)の息子であるクポロウラ(Kupoloula)は、瓢箪(huewai)を使ってクパオ(Kupaoo)の聖なる水を飲みました。カウラ(Kaula)は彼の護衛のひとりでした。この瓢箪にはカーネ神(Kane)の生命の水が入っていました。それは日の出に向かって6ヶ月の旅を経たカネフナモク(Kanehunamoku)の奥深く、カネナイアウ(Kanenaiau)が守る穴の底に隠されていました。カネナイアウはペレ(Pele)の兄カモホアリイ(Kamohoalii)によって守護されていました。アウケレヌアイク(Aukelenuiaiku)は甥と兄弟たちを生き返らせるために、瓢箪を探し求めて手に入れ、その首を折り、それを包んでいた網を切り裂きました。
次の歌が付いています。
| Auhea oe, kuu huewai, i ike aku au i ka io o loko. | やあ、わたしの水瓢箪、わたしはあなたの体を知ってるよ |
| Kuu ike aku i ko piko mikomiko hoi oloko. | わたしはあなたの中身も知っているよ、すごくおいしいことを |