朝顔

日本の他、世界各地にあるあやとりです。

アラスカでは「籠の網」と呼ばれています。[34]

D. Titus氏によってネパールの Tansen で「Doko」として採集されています。Doko とは、赤ん坊を入れる背負い籠のことです。[146-5]

取り方とできあがりは「ブラシハウス」とほとんど同じです。

このあやとりに関する解説は、植物のあやとり「あさがお」を参照してください。

親指と人差指に糸をかける。
親指を人差指向こうの糸にかけ、下から手前に回して取る。
右手で左親指と左人差指の間の糸をつまみ、半回転ひねって右親指と右人差指にかける。
左手で右親指と右人差指の間の糸をつまみ、半回転ひねって左親指と左人差指にかける。
右手で左手の近くの糸をすべて掴んで左手から外し、裏返しにして左手にかけ直す。
左手で右手の近くの糸をすべて掴んで右手から外し、裏返しにして右手にかけ直す。
図形中央の交差を口でくわえる。
親指で親指向こうの糸を、人差指で人差指手前の糸を、それぞれ押さえるようにして指を下に向けて指を開く。

A Bag-net	Eskimo String Figures — D. Jenness 1924 p.170	[34]
The Bag-Net	Eskimo String Figures and Their Origin — T. T. Paterson 1949 p.46	[70]
Campana (Segunda Forma)	Juegos de Hilo de los Aborígenes del Norte de Patagonia — R. Martínez-Crovetto 1970 p.58	[86]
ふしぎなたね	楽しいあやとり遊び — 有木昭久, 湯浅清四郎 1973 p.17	[90]
朝顔	あやとり — 野口広 1973 p.35	[91]
朝顔・おひな様・雷ごろごろ	あやとり（大陸） — 野口広 1980 p.22	[108]
朝顔	たのしい伝承あやとり — 神谷和男 1981 p.64	[110]
朝がお	あやとり入門 — 有木昭久 1981 p.18	[112]
あさがお→おひなさま→とんぼ	あやとりいととり 2 — さいとうたま 1982 p.6	[114-2]
朝顔	日本の綾取 — 夏堀謹二郎 1986 p.81	[118]
あさがお	アンパンマンとあそぼうあやとり — 有木昭久 2000 p.12	[127]
あさがお	わかりやすいあやとり百科 — 有木昭久 2003 p.48	[129]
朝顔	あやとり — シシドユキオ 2013 p.16	[135]
ASAGAHO cycle	String Figures in Japan III — NOGUCHI H. (BSFA 10) 1984 p.1	[143-10]
Doko (Basket)	Two String Figures from Central Nepal : 1997 — D. Titus (BISFA 5) 1998 p.121	[146-5]
Horn	String Figures from China and Tibet : 1997 — W. Wirt (BISFA 5) 1998 p.133	[146-5]
ASAGAHO	Ayatori: The Traditional String Figures of Japan : 1970-99 — SAITO T. (BISFA 11) 2004 p.137	[146-11]
A Bag Net	Eskimo String Figures : Jenness 1924 — W. Wirt, J. D'Antoni, etc. (BISFA 16) 2009 p.250	[146-16]
朝顔	あやとり: 日本の伝承あやとり : 1970-99 — さいとうたま (BISFA 11J) 2022 p.142	[147]
朝顔	国際あやとり協会 Web — ISFA	[152]

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