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☆☆☆手綱をかけた犬

手綱をかけた犬
イヌイットのあやとりです。
G. B. Gordon 氏がアラスカ西部のヌニバク島（Nunivak）で採集しました。[9]
このあやとりに関する解説は、哺乳類のあやとり「たづな付きの犬」 を参照してください。
  1. 親指に糸をかける。
  2. 小指で下から親指の２本の糸を取る。
  3. 右人差指で左掌の２本の糸を取る。
  4. 左人差指で右人差指の輪の中から右掌の２本の糸を取る。
  5. 左人差指で右人差指の輪を上から取る。
  6. 右人差指で左人差指下の輪を上から取る。
  7. 左親指で左人差指手前の２本の糸を取り、左人差指の糸を外す。
  8. 左親指で左小指手前の２本の糸を取り、左小指の糸を外す。
  9. 左小指を下から親指の輪の中に入れ、左親指向こう上の２本の糸を引っかけて掌に押さえる。
  10. 左人差指を上から親指の輪の中に入れ、親指手前下の糸をその上から人差指で引っかけてひねって取る。
  11. 左親指の糸を外す。
  12. 左親指を下から右小指の輪の中に入れ、右小指の輪にかかる３本の糸を取る。
  13. 左親指で左人差指手前の糸を取り、３本の糸をナバホ取りする。
  14. 左人差指の糸を外す。
  15. 右小指の糸を外す。
  16. 右人差指の輪に右中指薬指小指を入れ、ゆっくり左右に引く。
  17. 右親指の糸を外して左右に引くと、手綱が外れる。
Dog on a LeashString Figures — C. F. Jayne 1906 p.364[8]
The Dog (kaymuchta)Notes on the Western Eskimo — G. B. Gordon 1906 p.88[9]
Kaymuchta (A Dog on a Leash)Cat's Cradles from Many Lands — K. Haddon 1912 p.55[16]
The DogEskimo String Figures — D. Jenness 1924 p.41[26]
wolfThe Caribou Eskimos — K. Birket-Smith 1924 p.276[27]
qitnerluigartarshukIntellectual Culture of the Iglulik Eskimos — K. Rasmussen 1929 p.279[39]
The DogEskimo String Figures and Their Origin — T. T. Paterson 1949 p.20[57]
Qimmerjuk (Le chien)Les Jeux de Ficelle des Arviligjuarmiut — G. Mary-Rousselière 1969 p.28[62]
たづなをかけた犬あやとり 続々 — 野口広 1975 p.164[96]
手綱をかけた犬あやとり（大陸） — 野口広 1980 p.52[99]
手綱につないだ犬世界あやとり紀行 — シシドユキオ, 野口廣, M. Sherman 2006 p.39[108]
The Dog (kaymuchta)Notes on the Western Eskimo : 1905 — G. B. Gordon (BISFA 3) 1996 p.30[116]
The DogEskimo String Figures : 1924 — D. Jenness (BISFA 16) 2009 p.287[116]
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May 9, 2013 © ISHINO Keiichiro – k16@chiba.email.ne.jp