あやとりの楽しみ
2024年4月号から、当協会会員の長谷川氏によるあやとりの記事が掲載されています。「あやとりの楽しみ」の記事のサポートページはこちら。(※サポートページでは、数学セミナー編集長が、記事の各回に紹介されているあやとり作品に挑戦されている動画もございます。)
ここでは、新聞や雑誌などに掲載されたあやとりに関する資料を紹介しています。 特に1972~76年の『科学朝日』『数理科学』の記事は、「ISFA設立前夜のあやとり研究」の資料として興味深いものとなっています。 トピックス 047 052
2024年4月号から、当協会会員の長谷川氏によるあやとりの記事が掲載されています。「あやとりの楽しみ」の記事のサポートページはこちら。(※サポートページでは、数学セミナー編集長が、記事の各回に紹介されているあやとり作品に挑戦されている動画もございます。)
長谷川浩 著 |
所収:ロボット 279号 pp.52 |
日本ロボット工業会 |
2024/07 |
当協会会員の長谷川氏による、著者のあやとりへの関心や活動、協会の活動内容、あやとりの創造性の可能性などに触れた記事が掲載されています。機関誌「ロボット」は日本ロボット工業会会員以外の方でも購入できます。こちら
野口廣 著 |
所収:早稲田学報 1189号 pp.28-33 |
早稻田大学校友会 |
2011/09 |
〈特集:なつかしい日本の遊戯〉では、カルタ・めんこ・折り紙などとともに「あやとり」も取り上げられています。「早稲田学報」は早稲田校友会会員以外の方でも購入できます。こちら
所収:日本経済新聞 朝刊文化面 (6月1日付) |
2010/06 |
ISFA設立者 野口廣 (早稲田大学名誉教授) の記事が掲載されています。
所収:THE NIKKEI MAGAZINE No.40 pp.11-15 |
日経マガジン編集部 |
2007/09 |
所収:Natianal Geographic Vol.165, No.4; Apr. 1984 pp.531 |
Natianal Geographic Society |
1984/04 |
グリーンランドのイッカク漁師の記事の中に、「あざらしのような形」としてあやとりを取っている写真が掲載されています(図1)。このあやとりは、T. T. Patersonの “Eskimo String Figures and Their Origin (1949)” に登場します(図2)。1998年の SFM 3-1 で紹介され「このあやとりは健在のようだ」と評されています。
野口広 著 |
所収:数理科学 「特集 遊び」 pp.64-65 |
サイエンス社 |
1982/01 |
ギルバート諸島のあやとり手品2種を紹介。
江口雅彦 著 |
所収:数理科学 別冊 パズル1 pp.29-34 |
サイエンス社 |
1976/11 |
伝承の「ライアの花」、創作の「象」、「カモメのジョナサン」、「熱帯魚」、「ナウルの人形」を題材にあやとりを論じています。
江口雅彦 著 |
所収:数理科学 「特集 寿限無」 pp.92-97 |
サイエンス社 |
1975/01 |
「はしご」、「天の川」や「嵐の雲」のように、繰り返し操作で同じ文様を増やしていくあやとりがあります。ここでは、「テントの扉」を題材に、内部パターンの増やし方のテクニックを紹介。
野口広 著 |
所収:数理科学 「特集 寿限無」 pp.88-91 |
サイエンス社 |
1975/01 |
「きつねとクジラ」、「犬」、「カモメ」、「ライオン」、「カニ」、「子豚」、「トゲ魚」、「オオコウモリ」、「シベリアの家」、「テントの扉」、「ライアの花」、「4段ばしご」、「ナバホの蝶」、「カリブー」を題材にあやとりの複雑性の数値化、対称性のとらえ方、諸民族のあやとりについて。
協力:野口広、荒川信 |
所収:科学朝日 34-12 pp.19-22, 112-115 |
朝日新聞社 |
1974/12 |
黄、赤、緑に染め分けた糸を使ったあやとりを紹介。 「ウサギ」、「テントのとびら」、「インディアンの蝶」、「チョウ → 富士山 → かぶと → チョウ」、「カモメ」。
江口雅彦、野口広 著 |
所収:科学朝日 33-12 pp.128-129 |
朝日新聞社 |
1973/12 |
対談。「パプアニューギニアの ‘メウリ’」、「テントの扉」のイラストを掲載。
野口広 著 |
所収:科学朝日 33-11 pp.138-139 |
朝日新聞社 |
1973/11 |
「ロウソクのしん」—「椅子」—「ハサミ」—「王冠のついた警棒」—「手錠」と続くスコットランドの連続あやとり。
有木昭久 著 |
所収:科学朝日 33-10 pp.136-137 |
朝日新聞社 |
1973/10 |
あやとりを用いての集団ゲームの提案。手品 (指ぬきトリック)。
夏堀謹二郎 著 |
所収:科学朝日 33-9 pp.136-137 |
朝日新聞社 |
1973/09 |
著者の創案による日本の伝承あやとり系統図。
野口広 著 |
所収:科学朝日 33-8 pp.134-135 |
朝日新聞社 |
1973/08 |
「たくさんの星」の作り方。
江口雅彦 著 |
所収:科学朝日 33-7 pp.134-135 |
朝日新聞社 |
1973/07 |
あやとりの作り方の記録法。「鮭の川 → 山の間を流れる川 → 鮭を釣る人」。
江口雅彦 著 |
所収:科学朝日 33-6 pp.134-135 |
朝日新聞社 |
1973/06 |
あやとりの作り方の記録法。「さかずき → 電球 → 消えた」、「スバル星 (プレアデス)」
数理楽-N 著 |
所収:科学朝日 33-6 pp.98-101 — パズル遊びの楽しみ⑭ |
朝日新聞社 |
1973/06 |
一段~六段ばしごを作る。
江口雅彦 著 |
所収:科学朝日 33-5 pp.134-135 |
朝日新聞社 |
1973/05 |
文献紹介、世界のあやとりの類別・分布一覧表。「カモメ」、「2羽のライチョウ」、「クジラとキツネ」、「カニ」、「ウサギ」、「カメ」のイラストを掲載。
所収:科学朝日 32-8 pp.96-100 |
朝日新聞社 |
1972/08 |
世界のあやとりの写真紹介。「バトカ峡谷」、「富士山にかすみ → 月にむら雲」、「首つり(*)」、「歩く小ブタ(*)」、「蚊をつぶす(*)」。(*) は取り方の写真説明つき。
野口広 著 |
所収:科学朝日 32-7 pp.65-68 |
朝日新聞社 |
1972/07 |
世界のあやとりの概説。あやとりの分類 (静的作品・動的作品あるいは物語風のもの・トリック)「ナバホの蝶」、「木登りをする人」、「シベリアの家」、「ヤムイモ泥棒」、「ねむりん坊」、「投げ槍」、「小ぶた」。あやとりと「結び目」や「組みひも」との比較。
所収:科学朝日 32-7 pp.23-32 |
朝日新聞社 |
1972/07 |
写真特集ページ:「4段ばしこ」、「菊」、「ひとりあやとり:川まで」、「ほうき-はさみ」、「盃からの蝶」、「ナバホの蝶」、「木登りをする人」、「シベリアの家」。