Last updated: 2024/03/15

あやとりの新聞雑誌記事

ここでは、新聞や雑誌などに掲載されたあやとりに関する資料を紹介しています。 特に1972~76年の『科学朝日』の記事は、「ISFA設立前夜のあやとり研究」の資料として興味深いものとなっています。 トピックス 047 052

あやとりの楽しみ/あやとりの基礎知識

長谷川浩 著
所収:数学セミナー 63-4(2024年4月号) pp.50-51
日本評論社
2024/03

2024年4月号から新連載として、当協会会員の長谷川氏によるあやとりの記事が掲載されます。4月号の記事では、連載の趣旨やあやとりの基礎知識などが紹介されています。

加藤直樹 2024/03/15

〈あやとり〉が結ぶ人の和

野口廣 著
所収:早稲田学報 1189号 pp.28-33
早稻田大学校友会
2011/09

〈特集:なつかしい日本の遊戯〉では、カルタ・めんこ・折り紙などともに「あやとり」も取り上げられています。「早稲田学報」は早稲田校友会会員以外の方でも購入できます。こちら

Ys 2011/10/04

あやとりに心引かれて◇世界各地で見られ数学とも関係、40年近く研究◇

所収:日本経済新聞 朝刊文化面 (6月1日付)
2010/06

ISFA設立者 野口廣 (早稲田大学名誉教授) の記事が掲載されています。

Ys 2010/06/01

神秘の紐 あやとりがつなぐ世界

所収:THE NIKKEI MAGAZINE No.40 pp.11-15
日経マガジン編集部
2007/09

Narwhal Hunters of Greenland

所収:Natianal Geographic Vol.165, No.4; Apr. 1984 pp.531
1984/04

グリーンランドのイッカク漁師の記事の中に、「あざらしのような形」としてあやとりを取っている写真が掲載されています(図1)。このあやとりは、T. T. Patersonの “Eskimo String Figures and Their Origin (1949)” に登場しますが名前は付いていません(図2)。1998年の SFM 3-1 で紹介され「このあやとりは健在のようだ」と評されています。

図1. cited from Natianal Geographic
図2. cited from Paterson
k16@ISFA 2022/07/30

あやとりはSF

江口雅彦 著
所収:数理科学 別冊 パズル1 pp.29-34
サイエンス社
1976/11

伝承の「ライアの花」、創作の「象」、「カモメのジョナサン」、「熱帯魚」、「ナウルの人形」を題材にあやとりを論じています。

TS

ふえる・あやとり

江口雅彦 著
所収:数理科学 「特集 寿限無」 pp.92-97
サイエンス社
1975/01

「はしご」、「天の川」や「嵐の雲」のように、繰り返し操作で同じ文様を増やしていくあやとりがあります。ここでは、「テントの扉」を題材に、内部パターンの増やし方のテクニックを紹介。

あやとりあれこれ

野口広 著
所収:数理科学 「特集 寿限無」 pp.88-91
サイエンス社
1975/01

「きつねとクジラ」、「犬」、「カモメ」、「ライオン」、「カニ」、「子豚」、「トゲ魚」、「オオコウモリ」、「シベリアの家」、「テントの扉」、「ライアの花」、「4段ばしご」、「ナバホの蝶」、「カリブー」を題材にあやとりの複雑性の数値化、対称性のとらえ方、諸民族のあやとりについて。

あやとりの世界 Ⅷ

江口雅彦、野口広 著
所収:科学朝日 33-12 pp.128-129
朝日新聞社
1973/12

対談。「パプアニューギニアの ‘メウリ’」、「テントの扉」のイラストを掲載。

あやとりの世界 Ⅶ

野口広 著
所収:科学朝日 33-11 pp.138-139
朝日新聞社
1973/11

「ロウソクのしん」—「椅子」—「ハサミ」—「王冠のついた警棒」—「手錠」と続くスコットランドの連続あやとり。

あやとりの世界 Ⅵ

有木昭久 著
所収:科学朝日 33-10 pp.136-137
朝日新聞社
1973/10

あやとりを用いての集団ゲームの提案。手品 (指ぬきトリック)。

あやとりの世界 Ⅴ

夏堀謹二郎 著
所収:科学朝日 33-9 pp.136-137
朝日新聞社
1973/09

著者の創案による日本の伝承あやとり系統図。

あやとりの世界 Ⅳ

野口広 著
所収:科学朝日 33-8 pp.134-135
朝日新聞社
1973/08

たくさんの星」の作り方。

あやとりの世界 Ⅲ

江口雅彦 著
所収:科学朝日 33-7 pp.134-135
朝日新聞社
1973/07

あやとりの作り方の記録法。「鮭の川 → 山の間を流れる川 → 鮭を釣る人」。

あやとりの世界 Ⅱ

江口雅彦 著
所収:科学朝日 33-6 pp.134-135
朝日新聞社
1973/06

あやとりの作り方の記録法。「さかずき → 電球 → 消えた」、「スバル星 (プレアデス)

数理楽-N「あやとり」でいろんな段の「はしご」を作る

所収:科学朝日 33-6 pp.98-101 — パズル遊びの楽しみ⑭
朝日新聞社
1973/06

一段~六段ばしごを作る。

あやとりの世界 Ⅰ

江口雅彦 著
所収:科学朝日 33-5 pp.134-135
朝日新聞社
1973/05

文献紹介、世界のあやとりの類別・分布一覧表。「カモメ」、「2羽のライチョウ」、「クジラとキツネ」、「カニ」、「ウサギ」、「カメ」のイラストを掲載。

珍しいあやとり

所収:科学朝日 32-8 pp.96-100
朝日新聞社
1972/08

世界のあやとりの写真紹介。「バトカ峡谷」、「富士山にかすみ/07→月にむら雲」、「首つり(*)」、「歩く小ブタ(*)」、「蚊をつぶす(*)」; (*) は取り方の写真説明つき。

古いあやとりと現代の数学

野口広 著
所収:科学朝日 32-7 pp.65-68
朝日新聞社
1972/07

世界のあやとりの概説。あやとりの分類 (静的作品・動的作品あるいは物語風のもの・トリック)「ナバホの蝶」、「木登りをする人」、「シベリアの家」、「ヤムイモ泥棒」、「ねむりん坊」、「投げ槍」、「小ぶた」。あやとりと「結び目」や「組みひも」との比較。

糸が織りなす小宇宙 世界のあやとり

所収:科学朝日 32-7 pp.23-32
朝日新聞社
1972/07

写真特集ページ:「4段ばしこ」、「」、「ひとりあやとり:川まで」、「ほうき-はさみ」、「盃からの蝶」、「ナバホの蝶」、「木登りをする人」、「シベリアの家」。