2つのホーガン


2つのホーガン
ナバホ族(Navajo)のあやとりです。
A. C. Haddon 氏がナバホの2人の老人から採集しました。[7]
実際には最後に口でくわえる操作は行なわれなかったそうです。つまり最後は7で、「2本ほうき」のようにして終わります。 [116]
多くの異なる取り方が各地にあります。 次のあやとりとできあがりが同じですが、取り方は皆異なります。
ホーガンについては「ホーガン」を見てください。
  1. 人差指の構え。
  2. 図形中央の2つの交差を口でくわえる。
  3. 親指と人差指の糸を外す。親指の糸が長い輪となって垂れる。
  4. 親指人差指中指薬指を小指の輪に入れ、小指の輪を手首に落とす。
  5. 小指を手首の向こうの糸の向こうから下へ回し、口から垂れている長い輪(元の親指の糸)に下から入れる。
  6. 長い輪をそのまま保ち、小指の背で手首の輪の中から口から小指へ走る糸を取る。
  7. 口の糸を放す。
  8. 口で図形中央をくわえ、親指が外側になるように掌を上に向ける。— 2つのホーガン
  9. 口の糸と片方の小指の糸を外して引くと、1つのホーガンとなる。
Two HagansA Few American String Figures and Tricks p.221[7]
Two HogansString Figures p.121[8]
Naki-hogan (Two Hogans)Cat's Cradles from Many Lands p.48[16]
2つのホーガンあやとり 続 — p.28[94]
Opposite HogansString Games of the Navajo : 1999-​2000 — p.158[116]